- 2018年の「SAKE COMPETITION」純米酒部門1位 の蔵元
2020 International SAKE Challengeの純米酒部門において「会津宮泉 純米酒」が最高賞を獲得しました。
通常商品であるところの酒で受賞したことで「会津宮泉」の確かな技術力が証明され、また1つ大きなトロフィーを獲得しました。
数ある日本酒コンテストのなかで、もっとも出品数の多い「SAKE COMPETITION」。全8部門のうち、最大の出品数があるのは純米酒部門です。 「冩樂」は2014年の「SAKE COMPETITION」で、純米酒と純米吟醸酒の両部門で1位に輝き、一躍脚光を浴びました。
そして、2018年の「SAKE COMPETITION」純米酒部門ではなんと同じ蔵元の「會津宮泉」が1位、「冩樂」が5位になりました。多くの酒蔵が主力銘柄のほかに、伝統的な地元向けの銘柄をもっていますが、それが1位に輝くのはとても珍しいことです。
数多の酒蔵がしのぎを削る純米酒部門で、1位を2度、しかも二枚看板である「冩樂(しゃらく)」「會津宮泉(あいづみやいずみ)」の両銘柄で栄冠を獲得したのが、福島県会津若松市にある宮泉銘醸です。
3代目・宮森泰弘さんの長男として生まれた現社長の義弘は2007年のシーズンから、純米酒と純米吟醸酒をみずからの手で造ることにしたのです。
そんな時、同じ会津若松市にある蔵元が廃業することになってしまい、「銘柄を引き取ってほしい」という話になりました。そこで、その蔵の「冩樂」を継承し、宮泉銘醸の新ブランドとしたのです。ここから「冩樂」の製造責任者は義弘さん、「會津宮泉」はそれまでの杜氏がひきつづき担うという2人杜氏の体制で酒造りをしていくこととなります。
その後「寫楽」は全国的人気ブランドとなっていき、「冩樂」の売上が伸びる一方で、「會津宮泉」は10年前と変わらない状態でした。製造量を徐々に減らして、「冩樂」の酒蔵にしてしまう選択肢もあったそうです。
そして2012年、「会津宮泉」の杜氏が北海道の酒蔵へ移籍することを機に、義弘さんが酒造りのすべてを統括することになります。「酒蔵の屋台骨だった『會津宮泉』を守り続けてきた杜氏や蔵人、そして蔵元への感謝を忘れてはならない。恩返しをするつもりで『會津宮泉』を『冩樂』に負けないお酒に育てる」と、義弘さんは蔵人に宣言しました。
それから、酒造りの全行程をすべて「冩樂」と同じレベルに切り替えていったのです。
義弘さんによると、現在の「冩樂」と「會津宮泉」はまったく同じレベルにあるのだとか。
異なるのは味わいの方向性。「冩樂」は、ふくよかな甘味を酸味が下支えしアクセントをつける味わいですが、「會津宮泉」は酸味を抑え、さっぱりとした後味と旨味を出しているそうです。 また、「冩樂」には多くのファンがいるため、味わいを再現することが重視されているのに対し、「會津宮泉」は新たに挑戦したいと思った造りを試験的に商品化するのに活用する面も強まっています。
人気銘柄の「冩樂」は全国の特約店のみで販売しているため、宮泉銘醸に足を運んでも直売所で購入できるのは「會津宮泉」のみ。しかし、日本酒ファンの間では「蔵に行くと、宮泉銘醸の未来を感じられるようなお酒が買える」と、密かな話題になっていて、「会津宮泉」は「寫楽」に負けず劣らずの評価を得ているのです。
「寫楽」が好きな方も、そうでない方も、日本酒が好きな方なら是非一度は飲んでいただきたいお酒、それが「会津宮泉」です。
———————————————————————————————-
山田穂は山田錦の母系にあたる酒米です。長らく姿を消していましたが近年復活し、色々な蔵元がこのお米を使ってお酒を造っていますが、そのお米で宮泉銘醸さんがお酒を造りました。これはもう、美味いに決まっています!
さて、開栓すると・・・穏やかに香るバナナやリンゴを思わせる華やかな香り。
ひと口含むと、舌に感じるのは僅かなガス感と嫌味の無いプチプチ感。味わいはフルーティでお米の旨味がしっかりと感じられ、まろやかな甘味、爽やかな酸味、そしてかすかに感じるグレープフルーツのような苦味。
全体的には程よい甘味と旨味、ちょっとピリっとする感じと酸味で、バランス良く、いつまでも飲み飽きしない、飲み飽きしないどころか飲みすぎ注意報が発令されるくらい美味しいお酒です。
福島県内限定流通の少量生産のお酒です。
贈答用に、自分へのご褒美に、希少な一本をいかがですか?
【会津宮泉 純米吟醸 山田穂 720ml 】2020年「International SAKE Challenge」純米酒部門 最高賞受賞 福島県産 贈答用 ラッピングOK お歳暮
2,150円(税込)
数ある日本酒コンテストのなかで、もっとも出品数の多い「SAKE COMPETITION」。全8部門のうち、最大の出品数があるのは純米酒部門です。「冩樂」は2014年の「SAKE COMPETITION」で、純米酒と純米吟醸酒の両部門で1位に輝き、一躍脚光を浴びました。そして、2018年の「SAKE COMPETITION」純米酒部門ではなんと同じ蔵元の「會津宮泉」が1位、「冩樂」が5位になりました。多くの酒蔵が主力銘柄のほかに、伝統的な地元向けの銘柄をもっていますが、それが1位に輝くのはとても珍しいことです。数多の酒蔵がしのぎを削る純米酒部門で、1位を2度、しかも二枚看板である「冩樂(しゃらく)」「會津宮泉(あいづみやいずみ)」の両銘柄で栄冠を獲得したのが、福島県会津若松市にある宮泉銘醸です。「寫楽」が好きな方も、そうでない方も、日本酒が好きな方なら是非一度は飲んでいただきたいお酒、それが「会津宮泉」です。
在庫切れ